フリーのアプリをインストールする際はきちんと確認しよう!
スマホの無料でダウンロードできるアプリを「フリーのアプリ」や「フリー」などと呼ばれていますが、実はほとんどがフリーではないことをご存知でしょうか?
今回は「フリー」という言葉に焦点を当てて考えていきたいと思います。
何をもって「フリー」?
itunesストアやplayストアで公開されているアプリで「フリー」や「無料」となっているモノがありますが、ほとんどがフリーではありません。
また今回の説明では「フリー」=「無料」ではないという意味も含まれています。
それと全く利益を上げずにアプリなどを開発できるとは思っていませんので、「フリー」を否定するつもりはありません。
誤解のないよにお願いします。
「フリー」と謳っておきながら収入源あるよね?
「フリー」アプリの最大の収入源は「広告」です。また、アプリ自体が「フリー」という意味では「課金」のあるアプリも「フリー」ですよね?
こういったことからも分かるように「フリー」にも関わらず、利用者側はきちんと対価を支払っています。
また私が特に気にしてほしいのが「権限の付与」です。
アプリの特性上、「権限の付与」は仕方のないことです。ですが「権限の付与」は最小限であるかを確認するべきです。
権限の付与とは例えば、カメラのアプリで当然必要になってくるのがカメラへのアクセス権です。カメラを使うアプリだと当然ですね。
ですがカメラのアプリで、電話帳に「権限の付与」を求めている場合はどうでしょう?カメラアプリで電話帳にアクセスできる理由が思い当たりませんよね。
なので通常なら「いやいや可笑しいでしょ?」となるところですが、実はほとんどの方が気にせず「OK」と承諾しています。
承諾した覚えがないけど?という方は注意が必要です。アプリをインストールした時点で承諾したことにとなるからです。
貴方はストアからアプリをインストールした際に詳細情報は確認していますか?
下記のような情報がアプリに載ってますよ。
今後は注意してインストールしましょう。
「フリー」の変化。
実は「フリー」という言葉は変化しています。
パソコンで言う「フリーソフト」はほとんどが無料です。スマホなどのように広告が表示されることはありません。
ですがパソコンの「フリーソフト」は有料版と比較して機能が制限されていたりします。ということでパソコンではフリーから有料版を購入してもらうのが狙いとなってます。
なので純粋に無料で使うことができます。
そういったスマホとパソコンとの「フリー」という意味が違ってきているので、厳密に「無料」のソフトという意味で「オープンソース」という言葉もあります。
まあ「オープンソース」=「無料」という言葉は定着していないのが現状です。
ということで今回は「フリー」のアプリに注意しようという内容でした。
ではでは。
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