
共有フォルダにアクセスできなくなった、見えなくなってしまった場合に「SMB1.0 クライアント」項目を有効にする方法を紹介します。
Windows11にアップグレードして共有フォルダにアクセスできなくなった場合やWindows11のパソコンだけ共有フォルダにアクセスできない場合やみれない場合に確認する項目があります。それは「SMB1.0」です。
Windows11では標準の設定で「SMB1.0 クライアント」が無効になってしまってます。「SMB1.0 クライアント」の規格が古く脆弱性が報告されるためマイクロソフトがセキュリティの観点から「SMB1.0 クライアント」を無効にしています。
そのため共有フォルダが見えない場合やアクセスできない場合は「SMB1.0 クライアント」が無効のため接続できなくなっている可能性があります。
「SMB1.0」の現在の設定を確認する方法を説明します。それでは見ていきましょう。

Windows10から共有フォルダは見えるんだけど、新しく買ったパソコンから共有フォルダが見えないんだけど…

きっとそれは新しく購入したのがWindows11のため「SMB1.0」が無効になっているんだよ!設定を見直してみようよ😊
- 共有フォルダが「SMB1.0」か?
- 「SMB1.0 クライアント」の有効方法
原因の特定方法
急に共有フォルダにアクセスできなくなってしまった場合に「SMB1.0」が無効になってしまった可能性があります。
「SMB1.0」が原因かどうかの確認方法について紹介します。

アドレスバーなどを使って共有フォルダへアクセスしてもアクセスできないことを確認します。

「Windowsスタートボタン」を右クリックして「Windowsターミナル」をクリックします。

「net use」コマンドを使ってアクセスできるか確認します。「net use \\192.168.XX.XX」
※安全でないためファイル共有には接続できませんと表示されることを確認します。
「SMB1.0 クライアント」の確認
安全でないためファイル共有には接続できませんと表示される場合は「SMB1.0 クライアント」が無効になってしまった可能性があります。
そのため「SMB1.0 クライアント」の設定項目を確認します。

「Windowsスタートボタン」を右クリックして「ファイル名を指定して実行」をクリックします。

「control」と入力して「OK」をクリックします。

「プログラムと機能」をクリックします。

「Windowsの機能の有効化または無効化」をクリックします。

「SMB 1.0/CIFS クライアント」にチェックを入れて「OK」をクリックします。

「Windowsの機能」でインストール完了したら「再起動」を行います。
再起動後に共有フォルダへアクセス可能か確認してください。

この記事が参考になれば幸いです