
エクセルで小数点以下を切り捨てるのにINT関数を使った方法があります。INT関数は使い方はとても簡単なのですがあまり複雑な使い方ができません。
INT関数の使い方は簡単ですが注意点もあって、通常「-12.45」を切り捨てると「-12」となるところが、INT関数では「-13」と表示されます。これはINT関数が元の値を超えない整数を表示するためです。
そのためマイナスを含む整数の小数点以下を切り捨てる場合はROUNDDOWN関数を使用することをおすすめします。
ROUNDDOWN関数などの四捨五入の関数については下記の「割り算する方法」をブログをご覧ください。

小数点以下の切り捨てようと思うんだけど何か良い方法ないかな?

INT関数は使い方がとてもシンプルでおすすめだよ
Ϟ(๑⚈ ․̫ ⚈๑)⋆

こんにちは。ちんあなごです。
ちんあなごはIT業界で15年以上働いていてパソコンや周辺機器の選定も行っています。
日々ユーザー対応を行っているため、ユーザー目線でトラブル解決することを目指しています。
INT関数とROUNDDOWN関数の使い方
INT関数はとてもシンプルで使い方は簡単です。あまり悩むこともなくすぐに使えるようになると思います。
ROUNDDOWN関数は少し難しくなりますが、ただ小数点以下を切り捨てるだけではなく、小数点○○以下を切り捨てるといった使い方も可能です。
少し複雑な小数点以下のエクセル表を作成するなら「ROUNDDOWN関数」ですが、シンプルなエクセル表なら「INT関数」がおすすめです。
それでは見ていきましょう。
INT関数の使い方
INT関数の使い方はとても簡単です。式も「=INT(E5)」というようにシンプルです。画像を使いながら説明します。

- 切り捨て表示したいセルで「=INT」と入力します。

- どの数値を切り捨てするか?と表示されるため対象のセルを指定します。

- 対象のセルを選択後は必ずカッコを閉じてください。

- ただしく入力されると切り捨てした数値が表示されます。

- 関数のコピーも可能なので一気に複数セルにコピーをします。

- 収入「123.456」をINT関数で小終点以下を切り捨てると「123」と表示されました。
- 支出「-123.456」をINT関数で小数点以下を切り捨てると「-124」と表示されてしまいます。
- マイナスの場合は元の数値を超えない数値を表示しようとするためです。マイナスを使う場合は注意が必要です。

INT関数はとても簡単♪
ROUNDDOWN関数の使い方
ROUNDDOWN関数は小数点以下を切り捨てるだけではなく、小数点第二以下を切り捨てるというような使い方も可能です。
INT関数だけでは難しい場合に使用するというイメージを持つと良いです。

- 切り捨ての関数「=ROUNDDOWN」と入力します。

- 対象の数値(セル)と桁数(0)を入力します。
- ※小数点以下を調整する場合は桁数を2などに変更すると第二以下を表示します。

- INT関数と異なって小数点以下が切り捨てられたことを確認します。

ROUNDDOWN関数もそれほど難しくはありませんが、INT関数の方が手軽です(◍ᐡ₃ᐡ◍)
エクセルのデータの並び替え方法を説明します。よろしければご覧ください。


最後までご覧いただきありがとうございます。参考なると嬉しいです。