エクセルのREPLACE関数を使って文字列を置き換えする方法

エクセルの関数で文字の置き換えする方法
chick

エクセルで入力した文字が間違えてしまっていて。

rabbit

エクセルには置き換えする関数があるから使ってみようよ!

エクセル表でデータなどを管理していて、まとめて置き換えしたい場合などに、REPLACE関数を使います。

本記事では、エクセルのREPLACE関数を使って文字の置き換えの方法を説明します。

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目次

文字の置き換え

WindowsにはExcelだけではなく、Wordなどでも使用可能な置換がショートカットで呼び出せます。

ショートカットキーは「Ctrl」+「H」で簡単に文字を置き換えが可能となります。

「Ctrl」+「H」では簡単な置き換えしかできませんが、シンプルで使いやすいのが特徴です。

関数の前に、「Ctrl」+「H」の置換から説明します。

ショートカットで置換する方法

ショートカットで置換する方法は、エクセルだけではなく、ワードやメモ帳でも使用可能です。

「関数を呼び出して~」という作業が不要なため、おすすめする方法となります。

また、関数との違いは、簡単な置換しかできないということだけではなく、本文を置換するため、元の値や文字がわからなくなってしまうことがあります。

元の値や表示の確認が必要な場合は、値などをコピーする必要があります。

置換する方法

STEP
リスト
リスト作成
  1. 名前などが書かれたリストをにします。
STEP
検索と置換
検索と置換
  1. ショートカットキー「Ctrl」+「H」を押すと、検索する文字列置換後の文字列が表示されます。
  2. 上記例では、「竹内」から「鈴木」へ変更する方法です。
  3. 「すべて置換」をクリックします。すべての「竹内」が「鈴木」へ変更されます。
STEP
置換後
置換後
  1. 「竹内」が「鈴木」へ変更されます。
  2. 他にも「竹内」があれば「鈴木」へと、まとめて変更されます。
rabbit

簡単な置き換えならショートカットキーがおすすめ!

REPLACE関数の使い方

REPLACE関数を使って、文字列を置き換えする方法を説明します。

初めに書式ですが

REPLACE関数の書式
=REPLACE(文字列, 開始位置, 文字数, 置換文字列)

となります。

書式の内容は、文字列は「置き換えしたい文字列」、開始位置は「何番目の位置から開始するか」、文字数は「変換対象の文字数」、置換文字列は「置換後の文字」です。

それでは見ていきましょう。

REPLACE関数の置き換えする方法

STEP
REPLACE関数(文字列)
REPLACE関数(文字列)
  1. REPLACE関数(文字列)の文字列を指定します。上記例では「B2」になります。
STEP
REPLACE関数(開始位置)
REPLACE関数(開始位置)
  1. REPLACE関数(開始位置)を指定します。苗字を変更するので「1」と入力します。
STEP
REPLACE関数(文字数)
REPLACE関数(文字数)
  1. REPLACE関数(文字数)の指定をします。文字数は苗字が竹内なので「2」になります。
STEP
REPLACE関数(置換文字列)
REPLACE関数(置換文字列)
  1. REPLACE関数(置換文字列)の指定をします。こちらでは「"鈴木"」になります。
STEP
REPLACE関数(置き換え後)
REPLACE関数(置き換え後)
  1. 「竹内」から「鈴木」へ置き換えられました。
STEP
コピー
コピー
  1. 書式のコピー可能がです。「西尾」から「鈴木」へ変更しました。
rabbit

開始位置と文字数がポイントです!

REPLACE関数のエラー

REPLACE関数のエラー
  1. 置換文字列の「""(ダブルクォーテーション)」が入力されていないとエラーになります。

置き換えして空白(スペース)を消す

置き換えして空白(スペース)を消す
  1. REPLACE関数(文字数)を「3」へ変更してスペースを含めることで、置き換えしながらスペースを消す方法です。

郵便番号にハイフンを追加する

郵便番号にハイフンを追加する
  1. ハイフンが入っていない番号のため、ハイフンを入れる方法です。
  2. 文字数は「0」にするのがポイントです。
rabbit

おつかれさまでした。

参照情報(公式)

よくある質問(Q&A)

REPLACE関数を使用する際の基本的な使い方は何ですか?

REPLACE関数は、指定された文字列内の一部の文字を別の文字列に置き換えるために使用されます。基本的な書式は次のとおりです:=REPLACE(文字列, 開始位置, 文字数, 置換文字列)。この関数を使用するには、対象のセルで適切なパラメーターを設定します。

REPLACE関数を使って文字列を置き換える際、開始位置とは何ですか?

開始位置は、置き換えを開始する文字の位置を指定します。例えば、文字列 “Hello, World!” で “World” を置き換える場合、”World” の最初の文字 “W” が何番目の位置から始まるかを指定します。

文字数パラメーターは何を指定するために使用されますか?

文字数パラメーターは、置換する文字列の中で何文字を置き換えるかを指定します。たとえば、文字列内の最初の3文字を置き換えたい場合、文字数には3を指定します。

置換文字列とは何ですか?どのように指定しますか?

置換文字列は、元の文字列内の置き換えたい部分を何に置き換えるかを指定するものです。これはテキストで指定します。例えば、”World” を “Universe” に置き換えたい場合、”Universe” を指定します。

REPLACE関数を使った文字列の置き換えは、どのようなシチュエーションで役立ちますか?

REPLACE関数は、エクセルのセル内の文字列を特定の条件に基づいて一括で変更したい場合に役立ちます。例えば、大量のデータを処理して特定のキーワードを置き換えたいときなどに使用されます。

ショートカットで文字列を置き換える方法とREPLACE関数の違いは何ですか?

ショートカットで文字列を置き換える方法は、単純な文字列置換のために便利ですが、より複雑な操作やパターンに対処するにはREPLACE関数のような高度な方法が必要です。REPLACE関数は条件に基づいた一括置換や特定の位置からの置換など、より制御された置換を行うために使用されます。

REPLACE関数を使った置換時によく発生するエラーは何ですか?

REPLACE関数を使用する際によく見られるエラーは、置換文字列を指定せずに関数を使用することです。置換文字列は必ず指定する必要があります。また、文字数や開始位置の指定が間違っている場合もエラーが発生することがあります。

REPLACE関数を使って文字列内の空白(スペース)を消す方法はありますか?

はい、文字列内の空白(スペース)を消すためには、REPLACE関数を使用して文字数パラメーターを0に設定します。これにより、指定した位置から何も置き換えずに空白を消すことができます。

郵便番号にハイフンを追加する方法をREPLACE関数を使って説明していただけますか?

郵便番号にハイフンを追加するためには、REPLACE関数を使用してハイフンを追加したい位置を指定し、ハイフンを置換文字列として指定します。また、文字数パラメーターを0に設定することで、ハイフンが追加されます。

まとめ

本記事では、ショートカットを使った置換の方法と、関数を使った置き換えの方法を説明しました。

ショートカットの置換は、文字列の挿入ができないです。そのため、文字挿入を考えている場合はREPLACE関数を使うことをおすすめします。

ちんあなご

最後までご覧いただきありがとうございます。

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こんにちは、筆者のちんあなごです🙂

IT業界での経験を通じて得た知識を活かし、エクセルなどのソフトウェア関連のトラブルを解決する方法をお伝えしています。

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