
Windows10の完全シャットダウン(高速スタートアップ無効化)の手順について紹介したいと思います。
また高速スタートアップを戻すにはチェックのON、OFFだけです。
まず初めに高速スタートアップの無効化と完全シャットダウンは同じ意味となりますが、初めに完全シャットダウンについて説明します。
完全シャットダウン(高速スタートアップ無効化)を行うことで日頃のちょっとした不具合が解消されることがありますのでお試しください。
今回紹介するのは
- 完全シャットダウンの説明
- 完全シャットダウンの方法
- 高速スタートアップ無効化で毎回完全シャットダウンの方法
となります。
それでは見ていきましょう。
\ Windows10のおすすめの初期設定を説明します /


こんにちは。ちんあなごです。
ちんあなごはIT業界で15年以上働いていてパソコンや周辺機器の選定も行っています。
日々ユーザー対応を行っているため、ユーザー目線でトラブル解決することを目指しています。
完全シャットダウンとは
通常Windows10のシャットダウンを行うときは「Windowsマーク」から「電源マーク」をクリックして、「シャットダウン」を行うと思います。

実はこの時のシャットダウンは電源は切れるのですが、メモリ上に次回起動時のためにアプリやシステムなどの情報をキャッシュしています。キャッシュすることにより次回起動時は素早く起動するように設計されています。
メモリ上にアプリやシステムの情報をキャッシュすることにより速く起動することが可能となりますが、速く起動することにより、逆にアプリに不具合が出ることがあります。またキャッシュされる情報も多くなったりすると同じく不具合が起きることがあります。
不具合の内容は様々ですが、多くはアプリが起動しなかったりする不具合となります。そのためアプリによっては完全シャットダウン=高速スタートアップ無効化を推奨とするアプリなどもあります。
完全シャットダウンの方法ですが、通常の「Windowsマーク」から「電源マーク」をクリックして、「シャットダウン」の「シャットダウン」を押す前に、キーボードの「Shift」キーを押しながら「シャットダウン」をクリックすることにより完全シャットダウンとなります。
完全シャットダウンが行われると、次回起動時は今までより少し起動に時間がかかるようになります。それが完全シャットダウンが行われた結果となります。
高速スタートアップ無効化で毎回完全シャットダウン
次に高速スタートアップ無効化方法を紹介します。
その前に繰り返しとなりますが、高速スタートアップ無効化と完全シャットダウンは同じ意味になります。
高速スタートアップ無効化の設定を行うことによりキーボードの「Shift」キーを押しながらシャットダウンを行う必要がなく、通常のシャットダウン方法で、完全シャットダウンが行われるようになります。
手動で行っていたのが自動で行われるイメージとなります。
高速スタートアップ無効化の設定方法は以下の流れとなります。

① 「windowsマーク」をクリックから「Windows システムツール」内にある「コントロールパネル」をクリックします。

② 次に「システムとセキュリティ」をクリックします。

③ 「電源オプション」をクリックします。

④ 「電源ボタンの動作を選択する」をクリックします。

⑤ シャットダウン設定の「高速スタートアップを有効にする(推奨)」がグレーアウトして変更できないため「現在利用可能ではない設定を変更します」をクリックします。

⑥ 変更可能になったシャットダウン設定内の「高速スタートアップを有効にする(推奨)」にチェックが入っているのでクリックします。

⑦ 「高速スタートアップを有効にする(推奨)」のチェックが外れたことを確認して「変更の保存」をクリックして、再起動を行うと設定が反映されるので、次回からは通常のシャットダウンで完全シャットダウンが行われることになります。
PCの調子が悪いなと思った時に完全シャットダウンを行うと改善されることがあります。
毎日完全シャットダウンをするのがわずらしい場合は、「高速スタートアップ無効化」をおすすめします。
まとめ
本記事では、毎回完全シャットダウンする方法として、高速スタートアップ無効化を説明しました。
会社などから貸与されているPCなどでは高速スタートアップ無効化されていることが多いです。
参考になると嬉しいです。
\ パソコンの動作が重い時に確認するポイントを説明します /


最後までご覧いただきありがとうございます。